仮想通貨でもおなじみのリップル(XRP)が2018年に入り、ようやく世間から注目を浴び始めました。
その理由の一つが、日本の銀行がこぞってリップル社の持つ送金技術に注目を集め、我先にと、その送金技術を利用したサービスに展開しようと躍起になっている為です。
そして、2018年の秋には第一陣として、りそな銀行・スルガ銀行・住信SBIネット銀行が「マネータップ」という24時間リアルタイム送金サービスを開始する予定です。
仮想通貨なのか会社の名前なのかよくわからないリップル(Ripple)とは、
いったい何なのでしょうか?

もくじ
リップルとは
誤解してはいけないのは、リップル(Ripple)と仮想通貨XRPは別物ということ。
リップル(Ripple)⇛アメリカに拠点を置く会社の名前。(リップル公式サイト)
仮想通貨(XRP) ⇛リップル社のサービスで使用される仮想通貨の名前。
ということです。
リップル 会社の名前だったのか?
リップル社は、今までにない独自の送金サービスを世界中に展開を試みるベンチャー企業です。
リップル社の独自の送金サービスとは、24時間国際送金ネットワークを意味しており、
「いつでも」「瞬間的に」「カンタンに」「安心・確実に」お金を国内外に送るサービスのことです。
リップル社は現在、世界中でリップルの国際送金サービスを展開しており、
サウジアラビアでは中央銀行との提携、韓国ではウリィ銀行と提携するなど、政府や金融機関と共存・共栄という形で、金融経済の発展と国境を超えた送金市場をもっと便利にしようと奮闘しています。

出典:SBIホールディングス 2018年3月期 決算資料より
また、日本では2018年の秋から「マネータップ」という名前のアプリをリリースし、りそな銀行を筆頭に送金サービスが開始されます。
りそな銀行が、なぜアメリカのベンチャー企業の送金技術を利用するのか。
というのも、リップルの国際送金技術は世界中の銀行が認める画期的な技術であり、日本ではメガバンクだけでなく、地方銀行もこぞって注文をしています。このような背景から、日本の各銀行が集い国際送金問題を解決しようと61行がチームとして取り組み始めたのです。
その名も、「内外為替一元化コンソーシアム」
出典:SBIホールディングス 2018年3月期 決算資料より
※リップル社の社長(CEO)ブラッド・ガーリングハウス氏は、
ニュヨークの経済誌フォーブスにて、2017年富豪リスト「フォーブス400」で15位を獲得し、総資産は4.2兆円となりました。

仮想通貨XRPとは、何か?
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インターネット上に大量に出回る仮想通貨ブログやサイトを読めばわかりますが、
どのサイトでも、間違ったリップル(XRP)の情報をどこかからか引っ張り、記事を書く。
そして、また同じように馬鹿みたいに誰かがその内容をマネして自分のサイトに載せる。
あたかもリップル=XRPと勘違いしながら淡々と詐欺師のように記事を淡々と書いている輩が多数います。

どうぞデマ情報に流されないようにご注意下さい。
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仮想通貨XRPとは、
ただのオープンソース(つまり、ソフトウェアのこと)です。

このXRPのオープンソースは非常に有能で、
「取引処理が世界で最も高速」かつ「世界最大の容量」を持つプログラミングなのです。
そこに目を付けたリップル社は、XRPに価値を付けてデジタル資産としてリリースしました。

ここで意味がわからなくなる方が続出すると思いますが、
「なぜ、オープンソース(ソフトウェア)に価値を付ける必要があるのか?」
その理由を理解するためには、
まず、現在の国際送金事情を知っておく必要があります。
ムダ金を現地で保管 国際送金の問題
そもそも、日本から海外にお金を送る際、
日本円を現金で飛行機乗せて海外に運び、現地で両替するのでしょうか。
もちろん、違いますよね。
三井住友銀行を例に国際送金のしくみを解説します。
※こちらの解説は誰でもイメージができるように 大変極端な表現をしています。

三井住友銀行は、
アメリカにBank of Ameicaの口座を持っており、現地には5億円分のドルが存在します。

三井住友銀行がアメリカに5億円分のドルを持つ理由は、
お客が日本からアメリカにお金を送る際、お客の受取人が現地でドルを受け取れるように備える為です。
しかし、この5億円分のドルは、いわば使い道のないお金で、国際送金に備えるためだけに5億円ものお金を現地に常に置いているのです。

本来、その5億円は、有望な日本の会社に融資したり、不動産に投資するなど銀行業といての資産の増加を増やすことが可能であるにも関わらず、塩漬け状態になるのです。。。
金融業界では、この使い道のない5億円のことを「休暇資産」と呼んでおり、各銀行は休暇資産をどのように減らすのかアタマを抱えるほど大きな問題となっています。
では、アメリカに預ける金額を5億円ではなく、1億円に減らせば良いのでは?
実は、その配分が非常に難しく各銀行を悩ませています。
もし、4億円の送金をする客がいた場合どうなるのか?
もちろん、客のニーズには答えられず送金ができません。

ここで本題へ戻ります。
では、XRPをデジタル資産として価値を付けるとどうなるか。
仮想通貨XRPに価値を付ける理由
仮想通貨XRPをデジタル資産として価値を付けることで、リアルタイムにその流動性を確保できるのです。
つまり、海外送金に備えるためだけに置いている現地のムダ金5億円が不要になり、
その代わり、XRPの特性である「高速取引処理」を利用し、XRPを基軸に円とドルの交換が可能になるのです。
例えば、
4億円をアメリカに送る場合、1XRPが1,000円の価値なら
①40万XRPを購入。
②40万XRPを相手ウォレットに送金。
③4秒以内に相手に着金。
結果的に、三井住友銀行は現地に5億円分の休暇資産になるお金を所持する必要はなくなる上、
送金時の手数料の減少、スピードの向上、着金までの確実性までも手に入れることができるのです。
結果的に、XRPは金融インフラを劇的に革新する仮想通貨になると言われているのです。
XRPが私たちの生活を変革する
海外送金は4秒で終わり手数料はほぼナシ
あなたが海外にお金を送金する際、銀行とリップルでは、送金にかかる時間、送金手数料を比較して一体どのくらい違うのでしょうか。
例として、アメリカに留学へ行った子供の為に100,000円を仕送りをするとします。
楽天銀行の場合。
日数 3日
銀行手数料 750円
送金手数料 1,000円
海外中継手数料 3,000円
合計手数料 4,500円

銀行に行く。そして、並び。。。。
高額な手数料を支払い

沢山の中継銀行を経由する為時間がかかり、
アメリカの息子に届いたのは、なんと3日後。。。
なんてことになるのは日常茶飯事。
リップルの場合
日数 4秒
手数料 3円
送金手数料 なし
海外中継手数料 なし
合計手数料 3円
スマホを開き、息子のスマホQRコードをラインでもらう。
息子へ送金する金額10万円を入力。
数秒で送金先金融機関のセキュリティチェックを完了。

「送金しますか?」。。。「はい」
中継銀行を経由することなく、

完了。
アメリカにいる息子は、100,000円を欲しいと思って、
親に連絡してから4秒後には、日本の親からアメリカの自分の専用口座にお金が入金される訳です。
今,私達の生活に送金革命が起きようとしてるのです。
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